第2回精神・神経講習会について |
2008-07-14 Mon 18:44
『第2回精神・神経講習会について』 東京医科大学小児科主催 精神・神経に興味のある研修医を対象として講習会を開催します。精神・神経もしくは当教室に興味のある方は奮ってご参加ください。また、講習会終了後懇親会を予定しております。参加ご希望の方は7月20日までに下記に御連絡ください。参加費は無料です。 心身症・軽度発達障害の外来見学希望も当日受け付けます。日程については適宜相談させていただきます。 日時;7月28日(土曜) 場所;東京医科大学病院本館6階 第3会議室 題名 17時~17時20分 『脳を護る早産児の循環管理』 東京医科大学小児科講師 高見 剛 17時20分~17時40分 『急性脳症の病態からみた治療戦略』(大学院研究成果発表) 東京医科大学小児科後期研修医 呉 宗憲 東京医科大学小児科講師 河島尚志 17時40分~18時20分 『高機能広汎性発達障害(自閉性障害、アスペルガー障害)、注意欠陥多動性障害とトウレット障害』 東京医科大学小児科教授 星加明 東京医科大学小児科医局長 tel 03-3342-6111 FAX 03-3344-0643 e-mail kumakuma@tokyo-med.ac.jp 抄録 『脳を護る早産児の循環管理』 近年,超低出生体重児(ELBW)の救命率は飛躍的に向上しましたが,今なお急性期に発症する脳室内出血(IVH)と脳室周囲白質軟化症(PVL)は大きな問題であり,長期的な神経学的予後を左右します.私たちは,ELBWの全身管理において脳循環と体循環を経時的に評価していますが,この分野における最近の知見と早産児の“脳を護る”ための循環管理を紹介したいと思います. 『急性脳症の病態からみた治療戦略』 急性脳症は約半数が予後不良となる小児救急疾患の代表である。その病態を理解することはEBMに基づく治療方針をたてる上に重要である。インフルエンザやロタウィルス・RS脳症など具体例をあげながらその病態と治療について講習を行う。今回各種脳症でのサイトカインの動きから病態を解析した結果を大学院研究テーマで示し、より病態の理解を目的とする。 『軽度発達障害(高機能自閉症、アスペルガー障害)と小児心身症』 平成16年から19年の4年間に私の外来を受診したお子さんは780名、そのうち高機能広汎性発達障害(自閉性障害、アスペルガー障害)は202名、注意欠陥/多動性障害は75名、トウレット障害は126名でした。この講義では、外来での診断と治療、私が指導してきた医学博士取得のための研究主題などについてお話ししたいと思います。 スポンサーサイト
|
| 東京医科大学小児科学教室のブログ |
|